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新築の洗面・脱衣所の収納を造作家具でつくったのに後悔!失敗しないためのポイントとは?

新築の洗面・脱衣所の収納を造作家具でつくったのに後悔!失敗しないためのポイントとは?

我が家の洗面・脱衣所の収納は造作家具でつくりました

他の場所の収納もそうなのですが、既製品だとどうしても妥協せざるを得ない部分が出てきてしまうので、せっかく注文住宅で家を建てるなら、多少コストがかかっても納得のいくものにしたいと思い、造作家具にしました。

家が建った当初は、かなりお気に入りの洗面・脱衣所収納ができたと思っていたのですが、実際に住んでみると「なんでもっとこうしなかったのだろう」と、後悔だらけだったりします。

やはりかなり綿密に考えても、住んで使っていくうちに「ここはもっとこうすれば使いやすかった」と分かることがあります。また、ライフスタイルの変化によって後から必要だったもの気付くこともあります。

今回は、造作家具でつくった洗面・脱衣所収納で後悔していることを紹介します。

洗面・脱衣所の収納で後悔していること

  1. 収納棚の中にコンセントをつけなかった
  2. 耐水性のある素材を選べばよかった
  3. 使い勝手の良い収納にすればよかった

1)収納棚の中にコンセントをつけなかった

洗面・脱衣所の収納で後悔していること|収納棚の中にコンセントをつけなかった
三面鏡になるミラーキャビネットの収納棚の中にコンセントをつけなかったことを本当に後悔しています。これは最大の失敗でした。

新築に引っ越してから電動歯ブラシを使うようになって気付いたのですが、ミラーキャビネットの中にコンセントがあれば、充電した状態で電動歯ブラシを収納することができます。そうすれば、いちいち棚から出して充電する必要はありませんでした。

充電している電動歯ブラシを出しっぱなしにしていると生活感が出てしまい、洗面台を拭き掃除するときに邪魔になるので、収納棚の中にコンセントをつけなかったことを本当に後悔しています。

そして、洗面台の下の棚の中にもコンセントをつければよかったと後悔しています。

ここにはドライヤーと夫が使う電動シェーバーを収納しているのですが、収納棚の中にコンセントがあれば、取り出してすぐに使うことできますが、コンセントがないので、毎回つなぐ必要があるのでとても面倒です。

今思えば、どうして収納棚の中にコンセントをつけなかったのか、不思議で仕方ありません。

2)耐水性のある素材を選べばよかった

洗面・脱衣所の収納で後悔していること|耐水性のある素材を選べばよかった
洗面台のカウンターは人工大理石なので水に強い素材になっているのですが、扉の部分は木製で、木に塗装してあるだけなので、タオルをかけていたら、その湿気で塗装が剥がれ黒ずんでしまいました

たった数年でここまで劣化してしまうなんて思ってもみませんでした。木製にしたのは家のテイストに統一感を出すためだったのですが、やはり洗面所などの水気や湿気が多い場所では、耐水性のある素材を選ぶべきだったと後悔しています

3)使い勝手の良い収納にすればよかった

洗面・脱衣所の収納で後悔していること|使い勝手の良い収納にすればよかった
洗面・脱衣所はタオルや下着、洗濯洗剤やシャンプーなど色々と収納したい物が多い場所です。

それは分かっていたので、洗濯機を置く場所の上に可動棚をつくったのですが、高い所にある収納棚は使い勝手が悪いので、洗濯機の横の収納スペースをもっと広くしておけばよかったと後悔しています

また、今後、家族が増えた時の事を考えると今の収納スペースでは足りなくなるかもしれないので、洗面台の収納棚の下にも、もう少し棚をつけておけばよかったです。

洗面・脱衣所の収納は毎日使う場所なので、使い勝手を重視して、収納スペースを十分に確保しておくべきだったと後悔しています

それこそ、間取りに余裕があれば、洗濯物を干してそのまま仕舞えるランドリールームをつくれたら最高でした。

洗面・脱衣所収納で失敗しないためのポイント

  1. 必要なものリストを作成しておく
  2. 使い勝手を重視した収納スペースを考える
  3. 収納棚の中にはコンセントをつける

1)必要なものリストを作成しておく

家づくりで収納を考える上で1番最初にしなければならない事が、その場所で必要なものをリストアップすることです

何をどれだけ収納するかを考えずに適当に収納場所をつくってしまうと我が家のように大失敗します。

場所によって必要なものは違ってくるので、何がどれだけ必要なのかをリストアップして、必要なものの量とサイズを把握しておくことが重要です。

そして、今必要なものこれから必要になるかもしれないものもリストアップしておくことを忘れないでください

我が家の場合、賃貸の時に電動歯ブラシを使っていなかったため、収納棚にコンセントをつけ忘れるという大失敗をしています。

今は使っていなくても、今後使うかもしれない可能性があるもの、そして家族が増える場合などはしっかりシュミレーションしながら必要なものリストを作成する必要があります。

我が家が洗面所収納で大失敗した理由は、まさにこの「必要なものリスト」の作成をしなかったからです。

リビングの壁面収納やキッチンの背面収納のときは、必要なものの量とサイズをしっかりリストアップしたのに、なぜか洗面所収納のときはしていませんでした。

時間に余裕がなく、リビングやキッチンより優先度が低くなってしまったからかもしれません。あの時、きちんと必要なものリストの作成をしていれば、こんなに後悔することもなかったはずです。

洗面・脱衣所で必要なものリスト

我が家のような失敗をしないためにも、必要なものリストの作成は必ずしておいてください。

とはいえ、忙しくて考える時間がないという方のために、簡単に洗面・脱衣所で必要なものをリストアップしてみたので、よかったら参考にしてみてください

洗面、美容、衛生用品

歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、ハンドソープ、洗顔、化粧水、乳液、化粧品、メイク道具、ヘアブラシ、ティッシュペーパー、泡立てネット

電化製品

ヘアドライヤー、ヘアアイロン、電動シェーバー、美容ケア製品、体重計、スチームアイロン

洗濯用品

洗濯ハンガー、洗濯カゴ、洗濯洗剤、柔軟剤、漂白剤

風呂用品

入浴剤、シャンプー、リンス、ボディソープ、ボディタオル、風呂用洗剤、バスブーツ、ゴム手袋

衣類・布製品

バスタオル、フェイスタオル、バスマット、下着、パジャマ

2)使い勝手を重視した収納スペースを考える

我が家ではお風呂上りにすぐ着替えられるように、下着やパジャマは洗面・脱衣所に収納しています。

洗濯機の右横の隙間に無印良品のポリプロピレンの収納ケースを8段積み上げて使っていますが、下の2段は腰を曲げないといけないので使いづらいです

洗濯機の左横の隙間には同じく無印良品のポリプロピレンのストッカーにシャンプーや洗濯洗剤などのストックを入れています。

洗剤のストックなどは別の場所に収納しておくこともできますが、やはり使う場所にストックが置いてあると導線がいいので、ストックをどのくらい収納しておくのかも考えて収納スペースを確保しておく必要があります

使用頻度が高いものは腰を曲げずに出し入れできる棚や引き出しに収納し、使用頻度が低いものや重量のある物は低い所に収納しておくと使い勝手がいいです。また、洗濯ハンガーや洗濯カゴなどは軽いので高い所に置いても取り出しやすいです。

毎日使う洗面・脱衣所の収納は、どんな高さにどうやって収納すれば使いやすいのかを考えて、使い勝手を重視した収納スペースを確保しておくことが失敗しないポイントです

3)収納棚の中にはコンセントをつける

洗面所はキッチンと同様、意外と色々な電化製品を使う場所なのでゴチャゴチャして生活感が出やすい場所です。

だからこそ、洗面所のミラーキャビネットや洗面台近くの収納棚の中に、コンセントを設置しておけば、充電しながら収納できるので、使い勝手がよく見た目もスッキリするので収納棚の中にコンセントを付けておくことをおすすめします