新居に引っ越してもうすぐ2年になります。
その時に洗濯機を新しく購入したのですが、
うーん、1度もしてない・・・。
やらなきゃと思いつつも、時間がかかる、面倒くさいと思ってつい先延ばしにしていました。
でも最近、洗濯物に黒いカスのようなものがつくようになり、洗濯機の中も何となくカビ臭くなってきたような気が・・・。
洗濯槽の掃除が必要なサインかも?
- 洗ったばかりの洗濯物のニオイが気になる
- 柔軟剤のいい香りがしなくなった
- 洗濯物に黒いカスがついている
- 洗濯機の中がカビくさい
こんな時は要注意かもしれません!
一見キレイに見える洗濯機でも、洗濯槽の裏側には見えない黒カビが大量に発生しているかも!?カビが繁殖した洗濯機で洗濯物を洗い続けていると思うとゾッとしてきたので、意を決して洗濯槽の掃除をすることにしました!
とはいえ、どの洗剤を使ってどうやって洗濯槽の掃除をすればいいのか分からず、市販のでいいのかなーと思いながらも、色々調べてみました。
調べてみると、実は、洗濯槽の掃除に使える洗剤には塩素系と酸素系の2種類があることが分かりました。
洗濯槽の掃除に使える塩素系と酸素系の洗剤の違いとは?
- 殺菌力が強い
- 見えないカビを分解して除去
- つけ置き不要
- 刺激臭がある
カビキラーなどツンとしたニオイのあるものは塩素系。よく「まぜるな危険」の表記があるものは塩素系がほとんどです。
- 汚れを剥がし落とす
- 汚れが浮いてきて目で確認しやすい
- 2・3時間つけ置き、ゴミすくい必要
- 手肌にやさしい
人気のオキシクリーンなど酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)といわれるもので、洗濯槽の掃除以外にも衣類の染み抜きや食器の漂白・除菌など色々使えます。
塩素系・酸素系の選び方のポイント
掃除の頻度と汚れの程度で使い分ける
- 年1回(汚れがひどい)→酸素系と塩素系の両方の使用がおすすめ
- 半年に1回(汚れが気になる)→塩素系の洗剤でお手入れ
- 1.2ヵ月に1回(軽い汚れ)→酸素系の洗剤でお手入れ
取り扱いやすさで使い分ける
- ニオイ→塩素系は刺激臭あり。キツイ匂いが苦手なら酸素系がおすすめ
- 手肌への影響→塩素系はゴム手袋必要。酵素系は手肌にやさしい
- 使用方法→塩素系は水でも使える。酸素系はお湯(30~50℃)に2・3時間つけおいた後、浮いた汚れのゴミ取りが必要
どっちを選んだらいいの?
塩素系は強力なため、刺激臭があるので換気をしたり、手につかないようにゴム手袋をしたりと何かと取り扱いには注意が必要です。その分、殺菌力があるので、まめに掃除できない方や面倒くさいことはしたくない方にはおすすめです。
ニオイに敏感な方や手肌への影響などが心配な方や、小さなお子様がいる家庭の場合は酸素系でこまめにお掃除するのがいいかもしれません。
酵素系は浮いてきたゴミを何度も取り除く必要がありますが、汚れが目に見えて取れているのがわかるので、キレイになった実感が分かりやすいです。
それぞれの特徴を踏まえた上で、自分にあった選び方をする必要があります。
放置で手間いらずの塩素系で洗濯槽を掃除してみる
本当なら1年以上掃除していないので、酸素系と塩素系の両方を使用したほうが効果が高いようなのですが、時間や手間がかかるのはちょっと面倒くさいということで、今回は、11時間放置するだけの「塩素系」洗濯槽クリーナーで掃除してみることにしました!
酸素系での掃除はお湯を準備したり、ゴミすくいを何度もしないといけないので、時間があるときにやってみたいと思います。
パナソニック純正の洗濯槽クリーナー(N-W1)を購入
純正は市販に比べて強力
塩素系の洗濯槽クリーナーといっても色々あったのですが、使用レビューを参考に、パナソニックの純正の洗濯槽クリーナーが1度でキレイになるということなので、購入してみました。
ちなみに我が家の洗濯機は縦型のパナソニック製で「槽洗浄コース」があったのでちょうどよかったです。
11時間放置しなければならないので、朝9時スタートで夜の20時終了予定で使ってみることにしました!
パナソニック純正の洗濯槽クリーナーの使い方
事前の下準備
- 刺激臭がするので、換気しておく
- 糸くずフィルターのゴミは取り除いておく
洗濯槽クリーナーを投入後は洗濯機のフタは閉じてあるのでニオイが充満するわけではないですが、刺激臭は多少するので、窓を開けて換気した中で使用したほうがニオイが気にならないと思います。
糸くずフィルターに溜まった糸くずを取り除いてみるとフィルターが黒カビで汚れていたので、どれだけキレイなるのか楽しみです。
洗濯槽クリーナーのお掃除方法
洗濯槽のお掃除手順
- 槽洗浄コースを選択してスタート
- 給水完了後、一時停止させる
- 洗濯槽クリーナー液をすべて投入
- 再び、スタートさせる
- 終了ブザーがなるまで待つ(約11時間)
11時間という長い時間はかかりますが、洗濯槽クリーナーを投入するだけで、あとは終了するのを待つだけ!
あまりにも簡単で、なぜ今までやらなかったのか不思議なくらいです。
糸くずフィルターに黒いピロピロワカメが付着
今回は糸くずフィルターを洗濯機にセットしたまま、洗濯槽クリーナーを使用したのですが、洗浄後フィルターを取り除くと、黒いピロピロワカメがビッシリついていました!
黒いピロピロワカメを洗い流してみると、フィルターについていた黒カビ汚れはスッキリキレイに落ちていました。新品同様の美しさです。
カビ臭かった洗濯機の中のニオイも取れていました!1度でこんなにキレイになるのであれば、今後は定期的にお手入れしようと思います。
洗濯槽の黒カビ発生やニオイ予防にしておきたいこと
- 洗剤を入れ過ぎない(溶け残りを防ぐ)
- 週に1度は「槽乾燥」をする
- 1・2ヵ月に1回は「洗濯槽クリーナー」で掃除
今回はじめて洗濯槽クリーナーを使って掃除してみましたが、想像していたよりも簡単にできたので、これなら定期的にお掃除できそうな気がします。
塩素系と酸素系の特徴を踏まえつつ、自分にあった方法で洗濯機をキレイに保っていきたいと思います。
最近の洗濯機には「槽洗浄コース」や「自動槽洗浄」機能がついているものもあるみたいなので、自分で掃除するのが面倒くさい方は高機能な洗濯機への買い替えも検討してみてもいいかもしれません。