収納

トイレ収納がないと後悔する?注文住宅の造作家具で作る壁埋め込み式トイレ収納

注文住宅のトイレ収納実例

階段下の段差を利用してつくった我が家のトイレ収納棚

我が家のトイレがある位置は、ちょうど階段下の空間になります。決して広くはなく、むしろ狭いくらいですが、最低限の広さを確保しました。

その際、設計者からトイレの天井に階段の段差1段分がはみ出てしまうとのこと。

1段だけ出っ張っているのもなんだか見た目がスマートじゃないなー・・・と思っていたら、名案を思いつきました!

コウ
コウ
「その段差1段分を利用して収納棚を作ってもらえませんか?」と相談。
設計者
設計者
「あ、それいい考えですね。」と設計者。

その結果、階段下の段差を有効活用した可動棚と収納棚を兼ね備えた壁埋め込みトイレ収納棚が出来上がりました。

天井の段差もなくなり、その上、収納スペースを確保でき、まさに一石二鳥。

上の背面収納には可動棚をつけてインテリアを飾れるスペースに

注文住宅のトイレ収納実例ー可動棚
可動棚の背面の壁はリビングと同じチャコールグレーに塗装して、統一感を出してみました。

収納棚としても使えますが、トイレにあまり物をゴチャゴチャ置きたくなかったので、この可動棚には、お気に入りの絵やリードディフューザー、グリーンインテリアなど小物を飾れるスペースにしています。

下の収納棚には最低限の消耗品のストックが入れられるスペースに

注文住宅のトイレ収納実例ー背面収納棚
一見すると収納棚に見えない1番下の棚板がフタになっていて開けると、トイレットペーパーやサニタリー用品などの消耗品のストックを収納できるスペースになっています。

注文住宅のトイレ収納実例ー背面収納棚
収納棚の深さはあまり深くしすぎると物の出し入れがしにくいので、トイレットペーパーを2段重ねられる程度にしています

しかも背面の収納棚はトイレに座った状態でも手を伸ばせばトイレットペーパーやサニタリー用品を取ることができるのでとても便利です。

水栓はサンワカンパニーの収納つきを選択

注文住宅のトイレ収納実例ーサンワカンパニー
水栓を選ぶときに少しでも収納するスペースがあった方がいいと思い、収納つきタイプを選択しました。

ここにはトイレ掃除用品(掃除用シート、トイレ洗剤など)を収納しています。

壁埋め込み式トイレ収納棚でスッキリとした空間に

壁埋め込み式収納でスッキリとしたトイレ空間に
注文住宅だからこそできた造作家具での壁埋め込み式トイレ収納

階段下のデッドスペースを上手く活用して、隠す収納にしたことで、トイレットペーパーやサニタリー用品が収納されているとは思えないくらい、スッキリとしたトイレ空間になりました。

おかげで掃除もしやすく、毎日気持ちいいです。

注文住宅ならトイレ収納は絶対つくったほうがいい理由

生活感のないスマートなトイレ空間になる

まず第一に、トイレットペーパーのストックを見せたくなかったのが1番の理由でした

賃貸の時は、突っ張り棚の上にトイレットペーパーをそのまま載せていたのですが、生活感丸出しになる上、ホコリが被って衛生的にも良くない気がしていました。

それに、トイレットペーパーの交換頻度は家族が増えれば増えるほど回数が増えるので、トイレの中にストックがないと「紙がない!」なんてことになりかねないので、トイレットペーパーのストックを置いておくスペースは必須です。

あとからトイレ収納棚などを購入して置くこともできますが、その分トイレ空間が狭くなるので、収納したいものを最低限収納できるスペースがあれば生活感のないスマートな空間をつくることができます

1日何度も利用する空間だからこそ快適にしておきたい

トイレは家族が1日何度も利用し、来客にも利用されることが多い場所だからこそ、いつもキレイにしておきたいですよね。

トイレ収納がなく、トイレットペーパーや掃除用品などが目に付く場所に置いてあったらゴチャゴチャして見え、掃除するときもいちいち動かさなければならなくなるので面倒です。

湿気やホコリが溜まりやすいトイレはなるべく掃除用品などは見せずに隠す収納にしておくのがおススメです。

逆に、お気に入りの写真や絵、グリーンインテリアなどを飾っておけば、オシャレで快適なお気に入りの空間になります。

トイレ収納をつくるときのコツと注意点

1)トイレに必要なものをリストアップする

  • トイレットペーパー
  • サニタリー用品
  • トイレブラシ
  • トイレ掃除用品
  • トイレポット
  • トイレスリッパ
  • トイレマット
  • 便座カバー
  • 芳香剤、アロマグッズ
  • グリーンインテリア

2)本当に必要なものかどうか考える

トイレは湿気やホコリが溜まりやすい場所なので、なるべく、紙や布、ビニールなどの製品は置かないようにしたいと思い、我が家ではトイレマットと便座カバーは利用しないことにしました。

また、トイレ用のタオルも交換用のストックはトイレの中には置かずに、その都度洗濯したものと取り換えるようにしています。

3)収納する物の量とサイズを測る

トイレ収納をつくるときには、無駄に収納スペースをつくらないためにも、事前に収納するものの量とサイズはしっかり測っておくことが重要です。

我が家では、トイレットペーパー4個、サニタリー用品、トイレ掃除シートの詰め替え2個を入れられるくらいのスペースを確保しています。掃除用品などは手洗いの下の収納スペースに入れてあります。

また、ストックの量もあまり多すぎると無駄に収納スペースを広くとってしまいがちになるので、最低限にしておくのがいいです。我が家もトイレ収納に収納できない分はリビング収納などの別の場所に保管しています。

4)収納棚の位置に注意。吊り棚は不便?

どうせ作るなら収納棚の位置は側面か背面などの低い位置にするのがおススメです。

吊り棚収納のようにあまり高い位置に作ってしまうと物の出し入れがしにくくなります。また、目線より高い位置に収納棚があると圧迫感が出て、ただでさえ狭いトイレがさらに狭く感じます。

あと、トイレットペーパーのストックやサニタリー用品などは、トイレに座った状態でも届く位置に収納があるととても便利です。

トイレ収納のチェック項目
  • 最低限のストックを置けるスペースはありますか?
  • 掃除用品などはどこにどうやって置いておきますか?
  • トイレに置く物のサイズと量はどれくらいですか?
  • 手の届く位置に収納スペースがありますか?

家を建てるなら、ぜひトイレに最低限の収納スペースをつくることを忘れないでほしいです。

多少トイレ空間が狭くなったとしても、収納スペースがないと住んでからきっと後悔すると思います。