暖かくなってくるとバーベキューがしたくなりますよね?
でも、わざわざ河原やキャンプ場に出かけるとなると色々準備が大変だったり、行き帰りの渋滞で疲れたりしませんか。
できれば、家で気軽にBBQ出来れば最高なのですが、いざやるとなると、やっぱり匂いや煙が近所迷惑になるんじゃないかって気になりますよね。
我が家も中庭のウッドデッキでBBQしたいと思いつつも、煙やニオイの問題が気になってなかなか実現できませんでした。
そこで、バーベキューコンロを色々探して見つけたのがドイツ生まれの無煙炭火BBQグリル「ロータスグリル」。
ロータスグリルの特徴
- 電池で動くファンがあるから、着火が早い
- 煙が出にくい構造で、ベランダや縁側でも楽しめる
- 二重構造で容器が熱くなりにくく、机上にも置ける
- 網とインナーボウルは食洗器対応でお手入れ簡単
購入の1番の決め手は、やっぱり「無煙」ということ。
バーベキューではいつも煙で目を痛めてしまうせいもあり、煙が少ないというのはかなりメリットです。
あとは、バーベキューコンロなのにデザインがスタイリッシュだったこと。
コールマンやロゴス、ウェーバーなども比較しましたが、見た目のスタイリッシュさはロータスグリルが1番でした。
ただ、価格がやや高めなので購入するかどうか迷いましたが、使っていて気分が上がるものというのは結構重要なポイントなので思い切って購入することにしました。
ロータスグリル一式
持ち運びに便利な収納ケースつき
ロータスグリルの使い方
1)電池を入れる
付属の単3電池4個を本体のバッテリーケースに入れます。
2)炭を入れる
チャコールコンテナーに炭を入れます。お試し炭150gを入れたら満杯になりました。
3)着火剤を塗る
着火プレートにジェル状着火剤を約1cm幅に回し塗ります。
4)送風ファンを回す
ダイヤルを回しファンを動かします。炭に火が着くまで最大値にしておきます。
5)着火剤に点火する
着火プレートの着火剤にマッチやライター、チャッカマンなどで火をつけます。
6)チャコールコンテナーを設置する
炭に火がついていることを確認したら、蓋をしたチャコールコンテナーを着火プレートの上に置きます。
7)網をセットする
本体に網を乗せて、網固定用ラッチできちんと固定します。
今回は既存の網がかなり荒かったので、100円ショップの30cmの丸型網を重ねることにしました。
ロータスグリルを実際に使ってみた感想
無煙について
まったく煙が出ないというわけではなく、多少煙は出ました。ただ、明らかに通常のバーベキューコンロを使った時より煙の量は少なく、目が痛くなったりすることもありませんでした。着火してから数分間は煙が少し多く出ていました。
着火について
炭に火がつくのが1分もかからないくらい非常に早かったです。操作もとても簡単で、送風ファンを回し、着火剤に火をつけるだけでいいので、火を起こすためにうちわで扇いだりする必要もありませんでした。あまりに簡単すぎて、準備からお肉を焼くまでがあっという間です。
火力について
火力は十分あります。ただ、時間が経つにつれ炭の量が少なくなると、送風を最大値にしてもあまり火力は強くなりませんでした。コンテナの中の炭の量が少なくなったら、追加で炭を投入しないと火力を維持することは難しいと感じました。
燃焼時間について
今回のお試し炭150gは約1時間程度で燃え尽きてしまいました。風量の設定によって燃焼時間はかなり変化すると思います。大人2人の人数ならこの量で何とかバーベキューを楽しめそうですが、人数が増えた場合は途中で炭を追加する必要がありそうです。
ロータスグリルのメリット・デメリット
- 煙が少ないから、家で気軽にBBQできる
- ファンを回すだけなので、火力調整がしやすい
- 網とインナーボールを洗うだけなので、後片付けが簡単
- テーブルの上に置けるので、食べやすい
- コンパクトサイズなので、持ち運びしやすく収納場所をとらない
- 網が大きいから、具材が落ちる
- 炭をコンテナに追加するのが面倒
- 網の焦げ付きが落ちにくい
- 専用のブナ木炭や消耗品のコストがかかる
アスパラやウインナーなど丸くて転がりやすい具材や細かく切りすぎると網から落ちてしまうので、串に刺したり、アルミ皿などに入れたりと、少し工夫したほうが良さそうです。。
また、網の焦げ付きをとるのにけっこう苦戦したので、アルミホイルやクッキングシートなどを使って焦げ付きを軽減しておくと後片付けが楽になりそうです。網の焦げ付きは重曹をふりかけて、しばらく放置した後、ステンレスタワシでゴシゴシこすってやっとキレイになりました。
- 準備や片づけが面倒くさい人
- 家で気軽にバーベキューを楽しみたい人
- 煙やニオイが気になる人
- スタイリッシュなデザインが好きな人